【日本ハム】ドラ2野村佑希「思い切ってびびらずに」教育リーグへ意気込み

スポーツ報知
開幕1軍入りを目指して練習に励む日本ハム・野村

 日本ハムのドラフト2位・野村佑希内野手(18)=花咲徳栄=が27日、「当たって砕けろ」の精神で実戦に向かっていく覚悟を示した。3月上旬からは春季教育リーグがスタート。プロの投手との対戦に向け「経験が足りないことは分かっている。その分、逆に割り切って思い切ってできる。びびったりしないで自分の成長につなげられるようにしたい」と意気込んだ。

 この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設でフリー打撃などを行った。23日に沖縄・国頭村での2軍キャンプを打ち上げ「いい疲労度の中でできている」とシーズンへ向けて状態は上向きだ。

 特にキャンプ中の16日に行われた紅白戦は大きな刺激になったと話す。ドラフト1位・吉田輝星(18)から本塁打を放った大田泰示外野手(28)の打撃は「自分の今の実力が分かった。プロの世界を実感したし、衝撃的だった」。右の長距離砲として期待されるスラッガーは「早く1軍に上がって、そういうレベルの高い中で野球をしたい」と1軍への憧れを強めた。

 ロッテ・藤原恭大外野手や広島・小園海斗内野手(共に18)など1軍で活躍する高卒新人の姿もニュースなどで見ているが、「負けたくはないですけど、そこまで張り合うことはなく。まずは自分を高められるようにやっていきたい」と冷静だ。ブレることなく、我が道を行く。(小島 和之)

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