【中日】鈴木博、フォーク習得中「決め球で使いたい」1年目課題「直球が通用しない」
スポーツ報知
プロ野球・中日が27日に沖縄・北谷町でのキャンプを打ち上げた。17年にヤマハからドラフト1位で指名された磐田東高OBの鈴木博志投手(21)がスポーツ報知の取材に応じた。
昨年はチーム最多の53試合登板も4勝6敗4セーブで防御率4・41。夏以降、一時は守護神を任されたが8月には2軍落ちも経験。飛躍を目指す2年目右腕がキャンプでの取り組みなどを語った。(取材・長尾 隆広)
―まずは昨季、プロ1年目の課題と収穫を教えてください。
「53試合で投げることができたが、直球が通用しない場面があった。失敗して考え過ぎ、捉えられてしまった。今季は強さにこだわって、初球から打者が『嫌だな』と思うような直球を投げたい」
―動画で研究などはしていますか?
「自分や他人のフォームを研究している。(いろいろ)見て参考になればいいと思っている」
―フォークを習得しようとしているようですね。
「投げられたら、投球が変わると思う。去年はスプリットを投げていたのでフォークも使えるようにしたい。決め球で使いたいですね」
―いつから投げ始めたんですか?
「ヤマハ時代に練習していたが、試合で使っておらず、実質1年目。今まで真っすぐとカットボールだけの投手だった」
―与田剛監督(53)から指導されたことは?
「『しっかり抑える気持ちで投げろ』といわれている。抜く所はなく、全力でいけと言われている」
―地元・静岡のファンへメッセージを。
「静岡での試合(7月5日・ヤクルト戦、浜松球場)もあるので、球場まで来て応援してもらえればうれしいですね。変わったところを見てほしい」