【中日】鈴木博、フォーク習得中「決め球で使いたい」1年目課題「直球が通用しない」

スポーツ報知
24日の阪神戦に快勝し、味方とハイタッチを交わす中日・鈴木博(右)

 プロ野球・中日が27日に沖縄・北谷町でのキャンプを打ち上げた。17年にヤマハからドラフト1位で指名された磐田東高OBの鈴木博志投手(21)がスポーツ報知の取材に応じた。

 昨年はチーム最多の53試合登板も4勝6敗4セーブで防御率4・41。夏以降、一時は守護神を任されたが8月には2軍落ちも経験。飛躍を目指す2年目右腕がキャンプでの取り組みなどを語った。(取材・長尾 隆広)

 ―まずは昨季、プロ1年目の課題と収穫を教えてください。

 「53試合で投げることができたが、直球が通用しない場面があった。失敗して考え過ぎ、捉えられてしまった。今季は強さにこだわって、初球から打者が『嫌だな』と思うような直球を投げたい」

 ―動画で研究などはしていますか?

 「自分や他人のフォームを研究している。(いろいろ)見て参考になればいいと思っている」

 ―フォークを習得しようとしているようですね。

 「投げられたら、投球が変わると思う。去年はスプリットを投げていたのでフォークも使えるようにしたい。決め球で使いたいですね」

 ―いつから投げ始めたんですか?

 「ヤマハ時代に練習していたが、試合で使っておらず、実質1年目。今まで真っすぐとカットボールだけの投手だった」

 ―与田剛監督(53)から指導されたことは?

 「『しっかり抑える気持ちで投げろ』といわれている。抜く所はなく、全力でいけと言われている」

 ―地元・静岡のファンへメッセージを。

 「静岡での試合(7月5日・ヤクルト戦、浜松球場)もあるので、球場まで来て応援してもらえればうれしいですね。変わったところを見てほしい」

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