【楽天】平石監督の秘蔵っ子・村林が9回に起死回生の同点3ラン
スポーツ報知
◆国際親善試合 ラミゴ7―7楽天(1日、台湾・台北市天母棒球場)
平石監督の秘蔵っ子が、土壇場で大仕事だ! 楽天は途中出場の4年目内野手・村林一輝(21)が9回に起死回生の同点3ランを放ち、引き分けに持ち込んだ。
3点を追う9回無死一、二塁で、途中から遊撃の守備に入っていた村林が、相手サブマリンの直球を捉え、左越えに3ラン。「点差もあったので、とりあえず後ろにつなげようという気持ちでした。今は結果を出さないといけない立場。1打席1打席が勝負なので、その中で結果が出せてよかったです」と喜んだ。
堅実な遊撃守備は1軍のレギュラークラス。課題は昨季28試合の出場で打率1割1分4厘に終わった打撃だ。指揮官は守備力を高く評価し、1軍キャンプメンバーに抜てき。キャンプ期間中も、居残り練習で自ら打撃投手を務めるなど、大きな期待をかけてきた。それだけに「きょうは村林の記事をお願いします。プロに入って一番の当たりだったんだから」と、報道陣に笑顔で懇願していた。