【楽天】田中和基が先頭弾も負傷交代 足首ひねり担架…9、10日の侍辞退へ

スポーツ報知
田中和基

◆国際親善試合 ラミゴ7―7楽天(1日、台湾・台北市天母棒球場)

 【台北(台湾)=片岡泰彦】楽天のドラフト1位・辰己涼介と外野の定位置を争う田中和基外野手(24)が1日、ラミゴ戦の6回の守備で右足首を負傷し、途中交代した。3―4と逆転され、なお2死二塁で右越えの飛球を追った田中は、右翼フェンス手前の芝に足を滑らせ、転倒(記録は適時三塁打)。右足首を押さえ、しばらく立ち上がれなかった。担架でベンチに運ばれ、ベンチ裏でアイシング治療をした。

 初回、左越えに先頭打者弾を放ちながらも、痛いアクシデント。安部井チーム統括本部長は「足を滑らせて右足首をひねった。近日中に仙台でチームドクターに診察してもらう」と説明。自力で歩行できる状態で、骨に異常はないとの見立てだが、9、10日にメキシコと強化試合を行う侍ジャパンについて同部長は「NPBには(出場は)難しい状況との報告を入れました」と辞退する見通しを示した。

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