【侍ジャパン】右足首負傷の楽天・田中がメキシコ戦出場辞退 オリックス・大城を追加招集

スポーツ報知
1日のラミゴ戦で右足首を負傷し、スニーカー姿で帰国する楽天・田中

 楽天・田中和基外野手(24)が「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本vsメキシコ」(3月9、10日・京セラD)への出場を辞退することが4日、決まった。代わって、オリックスの大城滉二内野手(25)が出場する。背番号は10。

 田中は1日に行われた台湾・ラミゴとの親善試合で、守備の際に右足首を捻挫して途中交代。負傷直後は自力で起き上がれず、状態が心配されていた。昨季は打率2割6分5厘、18本塁打、45打点をマークし、パ・リーグ新人王を獲得。侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)は「五輪の限られたメンバーの中で、いてくれたらありがたい選手」と期待を寄せ、昨秋の日米野球に続いて2季連続で代表に選出していた。

 出場辞退の田中に代わって、オリックスの大城がトップチームに初選出された。昨季は自己最多の128試合に出場し、打率2割3分1厘、4本塁打、28打点。二遊間が本職ながら、内外野を幅広くこなすユーティリティープレーヤーとして知られる。本拠地の京セラドームで侍デビューを果たす大城は「ビックリしました。選出していただいたことは光栄ですし、思い切ってプレーしたい」と意気込みを示した。

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