【広島】ドラ1小園、巨人・坂本勇の打撃練習徹底見学「参考になった」

スポーツ報知
試合が雨天中止となり、報道陣に囲まれながら練習場を移動する小園海斗 (カメラ・堺 恒志)

◆オープン戦 広島―巨人=中止=(6日・マツダスタジアム)

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園高=が6日、巨人・坂本勇の打撃練習を“スパイ”した。

 巨人とのオープン戦が中止になり、マツダ室内で練習。自身のフリー打撃を終えてもケージ裏から去らず、敵軍打者に目をこらした。自身は左打者、坂本勇は右打者だが「日本を代表する打者を近くで見られてよかった」とうなずいた。

 3日の西武とのオープン戦(長崎)で右越え1号弾を放ったように内角直球のさばき方には自信がある。課題は外角や低めの変化球。昨季リーグ2位の打率3割4分5厘をマークした巧打者が、膝を落として低い球をミートする様子を「体重移動が大事。参考になった」と頭に叩き込んだ。7日の社会人オール広島との練習試合(マツダ)では、プロ初のスタメン出場を予定。「内容を求めて、思い切りを出したい」。4球団競合ルーキーが大きな手応えをつかんだ。(田中 昌宏)

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