【広島】アドゥワ開幕絶望的…先発本格転向へ無期限2軍 開幕ローテ5人制も

スポーツ報知
3回1失点で2軍調整が決まった広島・アドゥワ

◆練習試合 広島1―5オール広島(7日・マツダスタジアム)

 先発転向を目指していた広島・アドゥワ誠投手(20)の開幕1軍が絶望的になった。社会人の選抜チーム「オール広島」と対戦し、2番手として同点の5回から登板。6回1死一塁からJR西日本の佐藤直樹外野手(20)に右中間に決勝の適時三塁打を浴びた。3回3安打1失点(自責点0)の内容に「真っすぐに強さはあったが、序盤はボールが高めに浮いた」と厳しい表情を浮かべた。

 佐々岡真司投手コーチ(51)は「きょうの投球がどうこうではなく、先発要員として(2軍で)準備させたい」説明。開幕ローテーションでの起用にこだわらず、先発投手として無期限で2軍調整させる意向を示した。

 開幕ローテは大瀬良、ジョンソン、野村、床田が内定。残りの“2枠”は九里、岡田で決定か。佐々岡コーチは「(先発陣が)6枚いるのか、5枚で終わるのか。5枚でいくなら中5日もあり得る」と、九里と岡田のいずれかが脱落した場合、開幕ローテは5投手で臨み、29日の開幕戦(巨人戦、マツダスタジアム)で先発することが最有力の大瀬良が、中5日で4月4日の開幕6戦目、中日戦(ナゴヤドーム)に回る可能性を示唆した。

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