【ヤクルト】小川、3年ぶり開幕投手に手応え 新フォーム織り交ぜ4回1失点

スポーツ報知
ヤクルト先発の小川泰弘(カメラ・豊田 秀一)

◆オープン戦 オリックス5―0ヤクルト(7日・京セラドーム大阪)

 予行演習はバッチリだった。3年ぶりの開幕投手を務める小川は、開幕戦(29日、阪神戦)の舞台である京セラDで4回3安打1失点3奪三振。「傾斜があるので、粘って投げるように、突っ込まないように意識した」と高めのマウンドを体に染み込ませた。

 昨年までのライアン投法と左足の上げ幅を低くした新フォームを巧みに織り交ぜた。「シンプルになってきた。タイミングを少しでもずらせば、有利になる」。3回のスクイズによる1失点にとどめ、カットボール、チェンジアップなどで3つの空振り三振を奪った。田畑投手コーチは「高くて、硬いマウンドで投げさせるのもひとつ」と開幕本番を見据え、「順調に来ている」とうなずいた。

 「先頭打者への詰めが甘かった。先制点を取られたので修正したい」と小川。3週間で少ない課題をクリアし、虎に立ちはだかる。

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