【日本ハム】大田泰示、「不動心」で30発狙う 王加入も「やることは一緒」

スポーツ報知
3回無死、右中間越えにソロ本塁打を放つ大田

◆オープン戦 オリックス7―5日本ハム(10日・京セラドーム大阪)

 日本ハム・大田泰示がオリックス戦(京セラD)で2打席連続本塁打を放った。

 いまの大田を見ていると、「不動心」という言葉がピッタリとくる。昨年12月。外野のポジションを争う王柏融(ワン・ボーロン)の加入が決まった時もそうだった。「自分がいつも同じ準備をして、キャンプイン、試合を迎えるということ。自分のやれることをやることが大事。やることは一緒」。周囲の動きは関係なく、自分の良さを出して勝負する―。そんな決意を垣間見た。

 プロ11年目がスタートして、迎えたオープン戦。持ち前のフルスイングで6戦4発と快音を連発している。あの時、自身に言い聞かせていた「自分のやれること」をオフの間に積み重ねてきた結果だろう。今季の目標は30本塁打と大きいが、その潜在能力の高さからすれば不可能な数字ではない。今年の大田ならやってくれるに違いない。(日本ハム担当・小島 和之)

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