前田健太が次戦でマチャドとの対決に意欲

スポーツ報知
ドジャースの前田健太

 ドジャースの前田健太投手(30)は11日(日本時間12日)、次回登板予定の14日(同15日)のパドレス戦に向けてブルペンで投球練習を行った。

 別メニューで調整中のエース左腕・カーショーと並んでの投球練習。セットポジションを中心に15球を投げ、「そんなに力を入れたっていう感じではないですけど、いい感じだったので(力が)入った」。登板間の投球練習を普段は軽めに終える右腕も、自らの順調な仕上がりに満足そうだった。

 次戦は同地区のパドレスが相手となるが、「もういまさら、この時代は(情報を)隠せないし、隠しても仕方ない。新しいバッターがいて、一度対戦できれば僕も記憶に残る」と泰然。昨季の同僚で、このオフにパドレスに大型契約で加入したマチャドもおり「マニー(マチャド)が出るなら楽しみですね」と昨季はチームメートだった大砲との対戦を熱望した。

 9日のマリナーズ戦では3回を無安打無失点、4奪三振と好投。4イニングを予定している次戦に向けて「球数が決まっている中で、4イニングをしっかり投げ切れる内容で終わりたい」と意気込んだ。28日の開幕までに、実戦登板は残り3度。「イニングが増えていく中で、しっかり自分の投球ができればゲームに入れる。全部の球種を自分のイメージ通りに投げられるようにする」と今後の調整を見据えた。(グレンデール=穐村 賢通信員)

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