【楽天】辛島、4・2本拠開幕投手 左のエース今季対外試合6回無失点

スポーツ報知
本拠地開幕戦先発投手に白羽の矢が立った辛島

 楽天の辛島航投手(28)が、日本ハムとの本拠地開幕戦(4月2日、楽天生命パーク)で先発を務めることが13日、関係者の話で明らかになった。12日のDeNAとのオープン戦(静岡)では先発して4回1安打無失点の好投。首脳陣はここまでの投球内容を総合的に判断し、左腕に本拠地開幕投手の大役を託した。

 技巧派左腕が、自身初の大役を任されることになった。関係者によると、日本ハムとの本拠地開幕戦を、辛島に託したことが明らかになった。首脳陣は近日中にも、本人に通達する見込みだ。

 先発陣は駒不足の状況で、貴重な左腕としても活躍が期待される。対外試合2戦での好投も評価につながった。実戦初登板となった2月25日の広島との練習試合(沖縄)では2回を無安打無失点。12日のDeNAとのオープン戦(静岡)では先発して4回を投げ1安打無失点。強風の中で序盤は制球に苦しみながらも、4三振を奪う好投を見せた。

 本人は投手陣の柱の1人として、奮起を誓っている。Wエースの一角を担う則本昂大投手(28)が、11日に右肘のクリーニング手術を踏み切った。球団は全治4か月と発表。右腕の1軍復帰は早くとも8月頃とみられている。辛島は「ノリ(則本昂)が万全で帰ってくるまで、一人ひとりができることを精いっぱいやる」と闘志を燃やす。

 過去3年(16~18年)の日本ハム戦では、合計8試合に登板して4勝2敗と、近年の相性は悪くはない。役目を果たし、チームの開幕ダッシュに貢献したい。

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