【楽天】藤平尚真、草薙球場「投げやすい」

スポーツ報知
マウンドで投球練習する藤平

 楽天の藤平尚真投手(20)が15日、先発する予定の中日とのオープン戦(17日、静岡)に向け、静岡・草薙球場で調整した。強い日差しを浴びながら、マウンドの傾斜を使って約50球の本格投球。額に汗をにじませながら「地方球場なので、足元をしっかり確認しました。自分に合ってますね」と手応えをにじませた。

 1年目の17年7月、草薙球場で開催された「フレッシュオールスター」に出場。1回を無安打無失点2奪三振の好投が高く評価された。「優秀選手賞ももらいましたからね。(マウンドの)傾斜もきつくなくて、投げやすいと感じる」と自信をのぞかせた。

 15日、2軍で調整中だった安楽智大投手(22)が1軍に合流した。安楽は16日の中日とのオープン戦(静岡)で2番手で登板する予定。安楽が結果を残せば、開幕ローテ争いはさらなる激化が予想される。

 「何も考えずに打者と対戦することできれば、結果はついてくると思う」と藤平。相性の良い草薙球場で再び快投を見せ、開幕ローテ入りに当確ランプをともしたい。(高橋 宏磁)

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