【中日】根尾が2軍公式戦で“初安打”も「甘い球をしっかり捉えられた」
◆ウエスタンリーグ 中日7―4オリックス(16日・ナゴヤ球場)
2試合連続で「1番・遊撃」で先発したドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が、2軍戦で初安打を放った。3回1死二塁の第2打席に、オリックスの新外国人エップラーから「甘い球をしっかり捉えられて良かった」と、1ストライクから133キロのスライダーを強振し、右前に運んだ。
5打数1安打と快音はこの一本のみだったが、15日の開幕戦を約500人上回る2115人がナゴヤ球場を訪れ、ゴールデンルーキーの攻守に歓喜した。
以下は一問一答
―2軍の公式戦で初安打が出た
「甘い球だったので、しっかり捉えらて良かった」
―右翼方向への打球が出た
「どこに飛ぶかというのはその時のスイング次第。あまり考えていない」
―先発・エップラーは長身(196センチ)。過去対戦したメッセンジャーなど、ここ数日の経験をイメージしながら打席に入れたか
「球の出所はどの投手も違う。全く別の投手として打席に入った。1打席目も打ててなかったし、特に高さは感じなかった」
―実戦を重ね、試合ごとに反省点を挙げてきた中で今日生かせたところは
「どの球を仕留めにいくか、自分の中ではっきりさせることが大事だと思っていた。前までは『見ました』『振りにいきました』だけだった。そこは少しは変わった」
―狙い球も絞れていた
「間違いなく、内容のあるものになってきている。これからですね」
―2試合で6三振喫している。現状どう捉えているか
「膝元の球をしっかり。膝元の球への対応がこれから一級品の投手になればなるほど勝負してくるので、そこへの(見極めではなく)対応」
―今日はチームの勝ちにつながった
「点を取られても守備で粘ってリズムを作ったことが(良かった)。自分の前の打者の安打もラッキーな安打も多かったですし、そういうリズムや流れはあるのかな」
―初安打の記念のボールは
「自分の手元に。とりあえずもらってます。(これからどんどんたまりそう?)そんなないと思います(笑い)」