【日本ハム】高卒新人トリオが大暴れ!柿木2回0封&万波ビーム

スポーツ報知
5回からの2イニングで完全投球を披露した柿木

◆イースタン 巨人2―3日本ハム(16日、ジャイアンツ)

 日本ハムのドラフト5位ルーキー・柿木蓮投手(18)=大阪桐蔭高=が16日、イースタン開幕戦となる巨人戦(G球場)に同点の5回から2番手登板。打者6人を完全に封じ、3奪三振。降板直後の7回には味方が1点を勝ち越し、公式戦初勝利を挙げた。

 最速146キロの直球主体で攻め、6回は2番からの上位打線だったが、炭谷と和田は連続三振に仕留めた。「チームの勝利につながったのが、シンプルにうれしいです」と笑った。

 負けじと「7番・三塁」でスタメン出場したドラフト2位の野村佑希内野手(18)=花咲徳栄高=が4回無死一、二塁、岸田の三ゴロを三重殺に仕留めるビッグプレーに貢献した。

 「9番・右翼」の万波中正外野手(18)=横浜高=は7回先頭、アダメスから遊撃安打で公式戦初ヒットをマークすると、8回1死二塁では重信の右前安打で本塁に送球し、二塁走者・松原の生還を阻止。“万波ビーム”で柿木の初勝利をアシストした。高卒新人トリオの大暴れに万波は「みんなで仕事ができた」と笑顔で汗をぬぐった。(加藤 弘士)

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