現役ドラフトについて 選手の95%が「期待」と回答 選手会アンケート

スポーツ報知
昨年12、日本プロ野球選手会の定期大会に出席した(左から)炭谷選手会会長(巨人)、菅野(同)、中島(日本ハム)

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が18日、都内で行われ、出場機会の少ない選手を対象とした「現役ドラフト」などについて議論した。選手会はNPB側に、現役ドラフト制度に関するアンケート結果を提示。選手会によると、「現役ドラフトに期待するか?」という質問に対して683人中649人(95%)が「期待する」と回答した。

 交渉で重視してほしい点として、選手からは「早急な実現」や「対象選手のリストの範囲」が多数を占めた。高卒や大卒、入団後の経過年数、登録日数などを基準に策定したとみられる選手会の案では、多い球団で15人、少ない球団で7、8人が対象になるという。選手会の森事務局長は「具体的にこういう選手が対象になるというリストを、球団側の意見を聞きながら詰めていきたい」と話した。

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