【日本ハム】 吉田輝星が2軍公式戦ほろ苦デビュー 「課題がたくさん見つかった」

スポーツ報知
イースタン 日本ハム ・ヤクルト 5回に2番手で登板した吉田輝星

◆イースタンリーグ ヤクルト10―5日本ハム(19日・鎌ケ谷)

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が19日、2軍公式戦デビューを果たした。5回から2番手でマウンドに登場したが、制球に苦しみ3四球。2回を2安打1失点で降板した。「課題がたくさん見つかったので」。全49球中ストライクゾーンに来た球は半分に満たない23球。ボール先行の投球内容で次回登板に課題を残した。

 5回の先頭・奥村にいきなりストレートの四球。4番・中山には中前打。犠打で1死二、三塁のピンチを背負った。6番・藤井、7番・三輪を速球で打ち取り0点に抑えたが、安定飛行には入らない。プロ入り後、初の回またぎで登板した6回も先頭から2連続四球。1番・田代の中前打で無死満塁のピンチを背負った後、川端の中犠飛で1点を失った。

 「あまり良い時間ではなかった。ダメなところが今日は多かった。映像みるとすぐ分かるものばかり。いい時としっかり見比べて、そういうのを見つけていきたい」と輝星は反省した。

 ヤクルト先発の09年最多勝右腕・館山の投球は最高の教材になった。「今日の自分と館山さんの一番違ったところはボール、ボールってなった時に絶対カウント取れる直球以外のボールがあって、それでしっかりカウントとれていた。そういうのはしっかり見習えればいい」とベテラン右腕の巧みな投球術を胸に刻んだ。

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