【中日】松坂がイチローに惜別コメント「イチローさんがいたから今の僕があります」

スポーツ報知
中日・松坂

 中日・松坂大輔投手(38)が22日、現役引退を発表したマリナーズのイチロー外野手(45)に、球団を通して惜別コメントを送った。

 松坂は西武入団1年目の99年5月16日のオリックス戦(西武ドーム=現メットライフ)でイチローと初対決。初回2死の第1打席から3打席連続三振に抑え「自信が確信に変わりました」と名言を残した。

 その後は日米球界で対戦を重ね、日本では34打数8安打の打率2割3分5厘、米国でも27打数7安打の2割5分9厘と抑え込んだ。日米の通算打率が3割2分2厘のイチローにとっては、終生のライバルだったといえる。

 現在、松坂はキャンプ中にファンとの接触で痛めた右肩痛のためリハビリを重ねている。この日もナゴヤ球場の室内で、約40メートルのキャッチボールも行い順調な回復を続けている。以下が球団を通しての惜別コメントの全文(原文まま)。

 

 イチローさん、28年間お疲れ様でした。

 イチローさんと何度も対峙出来た事、オールスターや日の丸を背負い同じチームでプレー出来た事、同じ空間で過ごし、色々な話が出来た事全てが特別な時間でした。プロ入り前からその姿を追いかけ、イチローさんがいたから今の僕が在ります。

 2試合とも観ていましたが試合中、試合後の姿を見て改めてイチローさんが特別な存在なんだと再認識しました。

 今は感謝の気持ちをとにかく伝えたいです。長い間、僕たちの目標で在り続けていただき本当にありがとうございました!そしてこれからも僕の目標である事は変わりません!

 ただ、出来る事ならばもう一度イチローさんに投げたかったです…。

 これからは自分のペースでゆっくりされて体と心を休めて下さい。

 メールでも伝えましたが色々と話したい事、聞きたい事があるのでまた今度食事に連れて行って下さい!

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