【オリックス】山岡、ベースカバー怠る 西村監督激怒、開幕投手剥奪も…

スポーツ報知
3回2死、木浪聖也(右)は一塁内野安打を放つ(左は山岡泰輔)

◆オープン戦 オリックス3―2阪神(22日・京セラドーム大阪)

 西村監督が山岡の開幕投手剥奪をぶちあげた。先発した右腕は3回2死、木浪の一塁線へのゴロでベースカバーを怠り、内野安打とした。続く近本の投ゴロは一塁へ悪送球。一塁走者の木浪が三進を狙ってタッチアウトとなったが、怠慢プレーに指揮官が憤慨した。「話にならない。開幕は投手コーチともう1回考えます。もっと責任を持って投げないと」と怒りを抑えきれなかった。

 29日の開幕戦まで残り6日での白紙撤回は異例中の異例。結果だけ見れば6回3安打1失点と、最終調整に十分な内容だった。それでも指揮官は、今季から副主将に任命した23歳のエースに厳しい言葉を並べた。「他の選手を引っ張っていかないといけない立場。副キャプテンも剥奪するかもしれない」。開幕ローテ6枠は既に決まっていたため、本格的な代役探しは見通せない。ここまでオープン戦で4位タイと順調だったチームの雲行きが、突然怪しくなった。

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