【ヤクルト】2年目の塩見が打率・385、12盗塁 不動の外野陣脅かす存在に

スポーツ報知
8回に左前へ適時打を放った塩見

 ◆オープン戦 日本ハム2―4ヤクルト(24日・札幌D)

 ヤクルト・塩見泰隆外野手(25)が途中出場で2安打1盗塁の活躍。チームでは16年の坂口(22安打)以来となるオープン戦20安打に到達し、打率3割8分5厘、12球団トップの12盗塁で締めくくった。

 紅白戦、練習試合を含めて全試合に出場してきた2年目のオープン戦最終戦は3回の守備から登場。5回1死二塁で有原から右前安打を放つと、すかさず二盗を決めた。7回2死二塁では宮西から四球を選び、8回2死二塁でも藤岡から左前適時打。「たまたまですね。バットに当たっているだけ」と涼しい顔で振り返った。この日で規定打席に達したDeNA・楠本に打率は3厘及ばなかったものの、堂々の2位。「1日1日の結果を出すことを考えているので気にしてないです」と受け流した。

 公式戦での飛躍も待ち遠しいが、これだけの成績でも定位置が確約されないから悩ましい。外野の3ポジションは青木、バレンティン、雄平が不動。最強の4番手として、虎視たんたんと逆転のチャンスをうかがうことになる。小川監督は「使いどころを考えていかないといけない。(外野レギュラー陣を)脅かす存在になっているんじゃないかな」と目を細めた。

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