【阪神】矢野監督、明言「抑えはドリス」

スポーツ報知
ドリス

 阪神・矢野燿大監督(50)が25日、開幕の守護神をドリスに決定した。一昨年から抑えを務めている右腕はオープン戦5試合で無失点と充実。状態の良さなど総合的に判断し「抑えはドリスでいく」と明言した。

 ストッパーの座を争っていた藤川はオープン戦最終戦だった24日のオリックス戦(京セラD)で4失点。計6試合で6失点と結果を残せなかった。だが、現役時代にバッテリーを組んだ矢野監督は「俺も球児は抑えが似合うと思うし、球児らしい姿で(抑えを)やってほしいというのもある」と、後輩への思いも人一倍。名球会入りとなる通算250セーブにも「23」と迫っており、復調次第では「その場所に帰ってくることは十分にある」と可能性を消さなかった。

 「みんな勝ち駒で使える。強みだと思う」と胸を張る救援陣。ドリスを最後尾に藤川、ジョンソン、能見、桑原らで多彩な勝ちパターンを形成する。(長田 亨)

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