東大阪花園、投打の歯車かみ合い初優勝!…第35回泉州大会

スポーツ報知
優勝の瞬間、政木(左から2人目)に駆け寄る東大阪花園ナイン

◆第35回泉州大会 ◇小学生の部▽決勝 八尾河内ボーイズ1―6東大阪花園ボーイズ(4月28日・泉南市民球場ほか)

 「第35回泉州大会」は決勝戦が行われ、小学生の部は東大阪花園ボーイズが初優勝を飾った。

 大阪中央支部同士の対決となった決勝戦は、投打の歯車がかみ合った東大阪花園が粘る八尾河内を振り切って初優勝を飾った。

 東大阪花園は2回2死、7番・福井から辻井、駒野の3連打でつくった満塁の好機に「先制点が欲しい場面、全員をかえすつもりだった」という1番・赤澤が冷静に選んで押し出しの四球。「落ち着いて見極めることができました。うれしかったです」と笑顔で振り返った。

 その後、相手のバッテリーエラーで加点。続く2番・櫻井が「(点が入ったので)楽に打席に入ることができた。先っぽだったけど、うまく越えてくれました」と左前に運んで3点を先制。3回にも四球を絡めて敵失などで2点を追加した。

 投げては5年生ながら156センチでチーム一の長身・政木が、3試合で25点をたたき出している強打の八尾河内打線を緩急の効いた投球で翻弄(ほんろう)。「低めに投げることを意識して、バックを信じて打たせて取る投球を心掛けた」と5安打1失点の完投で優勝投手となった。

 木原監督は「打つ方は出来過ぎ。投手がよく踏ん張ってくれた。一戦一戦、力をつけてきてくれている」と夏に向け、成長したナインに手応えを感じ取っていた。

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