関西女子、完封勝ちで8強進出決めた!…第21回大和川大会

スポーツ報知
新入生を迎え、仲良くカメラに納まる関西女子

◆第21回大和川大会 中学1年生の部▽1回戦 関西女子2―0生駒中央ボーイズ(6日・津堂市民球場ほか)

 「第21回大和川大会」が開幕し、「中学1年生の部」は、4日に入団式を行った関西女子が完封勝ちで8強進出を決めた。

 最後まで守り抜いた。6回1死一、二塁。一打同点のピンチを迎えた関西女子の先発・清水だったが、最後の打者を遊直に仕留めると、飛び出した二塁走者も帰塁できず併殺。5安打完封で、チームを初戦突破に導いた。

 「調子は良くなかった。最初は変化球も入らなかったし、ボールも浮いていた。4回ぐらいからストライクが入っていけるかな、と」と笑顔を見せた右腕。自身が所属する生駒中央を相手に要所を締め、得点を許さなかった。打線も3回、阪上主将の中前打を足掛かりに2点を奪い、援護した。

 岡崎監督は、好投の清水に「この時期はストライクが取れるだけでも合格点」と及第点を与える一方、阪上主将は「もっと打たないといけなかったので、勝ったけど悔しい」と攻撃面を反省。試合前はチームで「元気を出して、自分たちの野球をやろう」と話し、その言葉通りのプレーを見せた。

 8月の全国大会、鶴岡一人大会など夏場の決戦を控える。今後の目標について、阪上主将は「女子の大会で優勝すること」と言えば、清水は「みんなで団結して、上を目指したい」と力強く誓った。

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