中百舌鳥、降雨コールドで大会2連覇達成…第42回大阪東淀川ジュニア大会

スポーツ報知
優勝した中百舌鳥ナイン

 ◆第42回大阪東淀川ジュニア大会 ◇中学生ジュニアの部▽決勝 中百舌鳥ボーイズ4―3枚方ボーイズ(12、13日・万博記念公園野球場ほか)

 「第42回大阪東淀川ジュニア大会」の決勝戦は、昨年の覇者・中百舌鳥ボーイズが4回途中降雨コールドで制し、大会2連覇を飾った。

 中百舌鳥が雨中の激闘を制し、優勝した。4回裏、中百舌鳥の先頭打者・吉野が内野安打で出塁した時点で、球審は降雨コールドを宣言。1点差で逃げ切った。

 悪天候が予想されたため、両チームとも早い回に点が欲しかった。枚方は初回に安打と犠飛で先取点を奪ったが、中百舌鳥もその裏、1死から2番・森が中前打、山口が右前打で一、二塁とし、4番・西野が中前に同点適時打を放った。

 続く馬野も「真ん中のストレート、完璧な手応えだった」と、右中間を破る適時二塁打。6番・長谷川は「打った瞬間、抜けていったのが分かって気持ちよかった」と右前2点適時打で続き、5連続安打で一挙4得点。試合をひっくり返した。

 2回から雨脚が強くなったが、先発・山口が奮投した。3回に2死から2点を許したものの、リードを守り切った。「せっかくの決勝戦なので最後までやりたかったが」と片山監督。しかし、昨年秋、コールド負けした相手に競り勝ったことでチームの成長に手応えを感じ、岡元主将も大会連覇に「先輩も優勝したので勝ててうれしい」と素直に喜んだ。

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