大阪泉州、大激戦を制し大会2連覇!…第39回全泉州大会

スポーツ報知
優勝した大阪泉州ナイン

◆第39回全泉州大会 小学生の部▽決勝 大阪泉州ボーイズ7―6大阪柴島ボーイズ(5月26日・八木グラウンド)

 「第39回全泉州大会」はホストチームの大阪泉州ボーイズが優勝した。また「第10回関西さわやか大会」は、京田辺ボーイズが4回コールドながら3投手による“完全リレー”で4回戦進出を決めた。 ホストチームの大阪泉州が大激戦を制し、大会2連覇を飾った。

 準決勝は二転三転するなか、土壇場で逆転勝利。決勝も4点のビハインドを背負ったが、4回に4番・合田の適時打、山西、河上の適時二塁打などで同点に。5回に再びリードを許したが、その裏、途中出場の河本、浦上の連打を足がかりに追いつくと、合田の決勝打で勝負を決めた。

 劇的勝利の連続に「2回戦以降、奇跡に次ぐ奇跡で優勝することができました」と稲葉監督。長堀主将も「みんなで声を出して守って打てたこと、盛り上がれたことがよかったです」と振り返った。

 4回に同点二塁打を放った河上は「走者を絶対にかえすんだ、という思いでバットを振りました」。最高殊勲選手に選ばれた合田は「4回はつないでいこう、5回は走者をかえそうという気持ちでバットを振って結果を出すことができ、うれしい。最高殊勲選手は違う選手かと思っていたけど、授賞できてうれしいです」と笑みを浮かべた。

 昨年の選手権で全国制覇を成し遂げた大阪泉州。「今大会を通じて経験値を高めることができ、良いムードで夏の大会に臨むことができます」と稲葉監督。今年も着実に成長したナインが、夢の大舞台を目指す。

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