奈良葛城、4回コールドで3年ぶりの代表決定…第49回日本少年野球選手権大会大阪阪南・奈良県支部

スポーツ報知
優勝した奈良葛城ナイン

◆第49回日本少年野球選手権大会大阪阪南・奈良県支部 ◇小学生の部▽決勝 奈良葛城ボーイズ8―1堺南ボーイズ=4回コールド(17日・みなと堺グリーンひろば硬式野球場)

 「第49回日本少年野球選手権大会」(8月2~6日・大阪シティ信用金庫スタジアム)の大阪阪南・奈良県支部予選小学生の部は奈良葛城ボーイズが4回コールド勝ちで、3年ぶりの代表に決定した。

 奈良葛城が2本塁打など8安打を集中し、4回途中コールド勝ち。選手権大会の出場権を得た。

 初回「先頭打者の役割を果たしてこい」と送り出された1番・松本が2球目、外寄りの球を叩くと、打球は遊撃手のグラブをはじいて(失策)左中間へ。そのまま先制のホームを駆け抜けた。2回は青山が左中間へランニング本塁打。「速い球だったが、甘いコースだった」と息を弾ませた。

 3回は4番・川西の適時打などで2点を追加。迎えた4回、松本の右前打などで無死一、二塁とし、2番・寺島が右翼線への2点三塁打。続く上田が中越えのランニング本塁打を放ち、勝負を決めた。「三塁の手前でホームまで行けると思った。サヨナラになってうれしかった」と上田。

 「想定外のことをいっぱいしてくれるチームです」と喜多監督。この予選が始まるまで、公式戦の勝利はなし。「どうしようかな」という状態から仕上げてきた。その中から作田主将がチームを引っ張り、エース小川も成長した。今や「日本一に向けて頑張ろう」が合言葉だ。

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