宇和島、悲願の全国初出場…第49回日本少年野球選手権大会愛媛県支部予選

スポーツ報知
初の全国出場を決めた宇和島ナイン

◆第49回日本少年野球選手権大会愛媛県支部予選 ◇中学生の部▽決勝 宇和島ボーイズ3―1今治中央ボーイズ(1日・今治市営球場)

 「第49回日本少年野球選手権大会」(8月2~6日、大阪シティ信用金庫スタジアム)の愛媛県支部は宇和島ボーイズが初の全国切符をつかんだ。

 宇和島が悲願の全国初出場を決めた。準決勝で松山中央、決勝で今治中央を破った瞬間、ナイン全員がマウンド上に駆け寄り、歓喜に沸いた。

 試合が動いたのは5回。1番・大西が右越え三塁打を放ち、先制。6回は4番・明智が「後ろにつなごうと初球から積極的にいった」と左前打。5番・薬師神が「バントのサインを2回ミスった。2ストライクと追い込まれていたが、絶対取り返したかった。ストレートを右方向へ狙った」と右中間へ適時三塁打を放ち、ガッツポーズ。続く青嶋の左犠飛で追加点を奪うと、投げても「点をとってくれるまで粘投する」と心に誓った先発・清水が味方の好守にも助けられ、1失点完投した。

 就任10年目で初の全国出場を決めた小川監督は「子供たちはよくやってくれた」とねぎらい、夢舞台では「守備面から攻撃へのリズムをつくっていきたい。一つでも多く勝ちたい」と誓った。

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