龍野、６回コールドで圧勝！全国大会へはずみ…ＴＫＹボーイズトーナメント２０１８大会

◆ＴＫＹボーイズトーナメント中学生の部　▽決勝トーナメント・決勝　広島安佐ボーイズ１―９龍野ボーイズ＝６回コールド（１日・コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク野球場）

　「ＴＫＹボーイズトーナメント２０１８」は龍野ボーイズが６回コールドで制し、優勝した。

　ホスト３チーム（鳥取、倉吉、米子）が敗れ去った決勝戦は、龍野が広島安佐を６回コールドで破り、優勝した。

　すでに選手権大会・兵庫県支部代表を決めている龍野は試合前、北監督が「全国大会を視野に入れての戦いです。それぞれが力を発揮すると思いますよ」と予想。その言葉は、いきなり初回に証明された。

　先頭・加藤の内野安打から四球、野選で満塁。４番・三木は「追い込まれていたので変化球だったが上から叩いた。芯で捉えた」と、左中間を破る走者一掃の三塁打。その後も相手のミスと６番・野村の適時打により一挙５点を奪った。

　４回には加藤の中越え二塁打に内野安打２本を連ねて追加点を挙げると、投げても先発・加藤が「立ち上がり、ストレートが走らなかったが、途中からは試合がつくれた」とバックの堅い守りもあり、６回を１失点に抑える好投。６回にも７番・熊野、代打・植村から上位打線につなげて３点を奪取した龍野。攻守で圧倒し、全国大会へ向け、確かな手応えをつかんだ。