豊中ボーイズRed&Navy、ともに初戦サヨナラ勝利…第24回豊中大会

スポーツ報知
6回途中まで好投した先発・今井

◆第24回豊中大会 ◇中学生の部▽2回戦 豊中ボーイズRed4―3氷上ボーイズ(14、15、16日・緑地球場Aほか)

 「第24回豊中大会」が行われ、ホストチームの豊中ボーイズRed、Navyがともに初戦でサヨナラ勝利を飾った。

 大声援に押された打球が右翼に弾んだ。同点の6回1死二、三塁。豊中Redのサヨナラ勝利が決まった瞬間、全力疾走で塁上を駆け抜ける堀部にも、笑みが浮かんだ。

 「うれしかった。骨折してから打てていなかったので」と堀部。5月のさわやか大会初戦前、左手小指を骨折。復帰後も思うような打撃ができず、この日も無安打だった。だが、矢野監督から「タイミングをとって、大きく振れ」と助言され、値千金の決勝打を放った。

 初回は5番・袖岡が右前へ先制打。先発・今井も4回まで1安打に抑えたが、6回に連続押し出しで同点に。だが、捕手の牧野は「大丈夫。みんなが守ってくれる」と鼓舞し、今井も「球は走っていたが、四球が多くて打たせてとるピッチングをできなかった」とし、「今日の反省を生かして戦いたい」と前を向いた。

 次戦で敗退し、優勝は届かなかったが「2チームに分かれているが、勝とうという気持ちは一緒」(牧野)と、今後もナインで支え、勝利を目指す。

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