大津瀬田、4回コールドで4強進出…第19回大津びわこ大会

スポーツ報知
3回にアベック弾を決めた大津瀬田の上坂(右)と金山

◆第19回大津びわこ大会 ◇中学生の部▽2回戦 大津瀬田ボーイズ12―1富山中部ボーイズ=4回コールド(25、26日・から池グラウンドほか)

 「第19回大津びわこ大会」はホストチームの大津瀬田ボーイズが4回コールド勝ちの好スタートを切った。

 大会3連覇を狙う大津瀬田が、最高のスタートを切った。

 初戦(2回戦)の富山中部戦では3回、金澤、高山の連続適時打の後、3番・上坂が「真ん中のボール。フェンスに届くとは思わなかった」と左越え2ラン。中村も左前打で続き、5番・金山は「力んでフライにならないよう心がけて」と豪快な左越え弾。その後も金澤の2打席連続適時打など打者16人、大量11点を挙げ、4回コールド勝ちを決めた。

 投げても藤木兄弟が好リレー。先発の弟・唯月が「低めに集められてよかった」と3回を1失点に抑え、後を継いだ兄・里玖も「弟の後で点を取られる訳にはいかないというプレッシャーはあったけれど、外に投げた球が決まってくれた」と2三振を奪い、3者凡退で締めた。

 山尾監督は「打線がつながってくれて、投手陣もよく頑張ってくれた」とねぎらう一方、「今日の長打は出来過ぎ。次戦からつなぐ野球へ」と気を引き締めた。金山主将も「打線をつないで大量得点につなげる野球で勝ち上がりたい」と意欲。3回戦で加賀を破ると、準々決勝も2ケタ得点で4強進出を果たし、目標の3連覇へ前進した。

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