奈良葛城、2年連続の本戦出場決める…第48回関西秋季大会奈良県支部予選

スポーツ報知
奈良葛城ナインは喜びの保護者と記念写真に納まった

◆第48回関西秋季大会奈良県支部予選 ◇中学生の部▽代表決定戦 奈良葛城ボーイズ7―4南都ボーイズ(9月24日・五條上野公園野球場)

 「第48回関西秋季大会」(20日開幕、淡路佐野第一野球場ほか)の奈良県支部予選は奈良葛城ボーイズが2年連続で代表に決定した。

 奈良葛城が南都を破り、2年連続で代表を決めた。

 初回に1点を先取されたが、その裏1死二塁から3番・石崎が左前打。先発を務める4番・岸田が「自分のバットで同点に」と右犠飛で追いつき、ベンチを盛り上げた。さらに5番・中川が「ここで打って流れを変える」と右翼への適時三塁打。坂東も中前適時打で続き、この回3点を奪った。

 2回に逆転されたが、直後に2死から敵失で同点にすると、4回には1死二塁で、岸田が「継投してくれた荒巻君を楽にさせたい」と中前へ勝ち越し打。5回にも相手のミスに乗じて2点を追加し、逃げ切った。

 野手から転向したばかりで、この日初登板となった荒巻は「緊張した。バックを信頼し、打たせて取る投球をした」と3回からの5イニングを無失点に抑え、ほっとした表情。首脳陣も「課題の投手陣に救世主が出た」と喜んでいた。

 続く決勝戦では同じく代表が決まった生駒に、延長の末、サヨナラ勝ち。本戦に向けて弾みをつけた。サヨナラ打の中川は「みんながつないでくれた」と、就任直後の萬野監督に初優勝をプレゼントした。

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