松原、逆転で2年ぶり本戦出場決めた…第48回関西秋季大会大阪中央支部予選
スポーツ報知
◆第48回関西秋季大会大阪中央支部予選 ◇中学生の部▽代表決定戦 松原ボーイズ6―5大阪八尾ボーイズ(3、6、8日・阿田峰球場ほか)
「第48回関西秋季大会」(20日開幕、淡路佐野野球場ほか)の大阪中央支部予選はナガセボーイズ、松原ボーイズ、藤井寺ボーイズがそれぞれ代表に決定した。
鮮やかな3連続適時打で逆転した松原が、2年ぶりの関西秋季大会出場を決めた。羽田主将は「自分たちの力、一人一人の力を出し切れた試合。本戦もみんなの力を一つにして、自分たちの野球ができるよう頑張りたい」と胸を張った。
代表決定戦では3回に先制され、その裏、1番・大橋、2番・狭間の適時打で逆転。4回に再びリードを奪われたものの、5回に1点を返し、6回は1死二塁から6番・高橋が適時打。さらに途中出場の7番・山田が右翼線へはじき返すと、高橋は一塁から一気に本塁へ。「無我夢中で何も考えられなかった。ホームインしてからようやく気持ちが上がってくるのがわかった」と気迫のヘッドスライディングでベンチを沸かせた。同点三塁打の山田は「なんとかホームにかえしたかった。芯に当たって気持ちよかった」と声を弾ませた。
最後は8番・松山が左翼線へ運び、決勝打。「いつもならバントやスクイズ。でも、今日は『打て』のサインが出た。絶対に打ちたかった」と、大仕事に笑顔を輝かせた。