京都洛北、猛攻13安打11点で決勝進出…第18回奈良万葉大会

スポーツ報知
準々決勝の2回、京都洛北・澤村が先制ソロを放ち、次打者・井上(左)とハイタッチ

◆第18回奈良万葉大会 ◇小学生の部▽準決勝 京都洛北ボーイズ11―2香芝ボーイズ(10、11日・阿田峯球場ほか)

 「第18回奈良万葉大会」が行われ、小学生の部は打線好調の京都洛北ボーイズが準決勝で香芝ボーイズに快勝した。決勝は17日に行われる。

 打線好調の京都洛北が、決勝進出を決めた。

 準々決勝は、5年生の先発・赤井が「ストライクを先行させた。最後が近づくと緊張しました」と4回までパーフェクト投球。打線も2回、先頭の4番・澤村が先制のソロ本塁打。170センチ、70キロの体格を誇る主砲は「振り抜いて、ライナーの強い打球を心掛けています。公式戦では丁寧な打撃をするようにしています」と笑みを浮かべた。

 4回は、3番・萱野、澤村の連続三塁打など4連打で2点を追加。6回も澤村、5番・井上の連続二塁打で突き放した。165センチ、64キロの萱野は「体が突っ込まないように気をつけています」。6回に貴重な適時二塁打を放った井上は「絶対、走者をかえそうと思った」と振り返った。

 準決勝も初回2死、萱野の二塁打の後、澤村が申告敬遠。続く井上は「僕の前の敬遠は悔しかったが、冷静に力を抜いて振り切った」と先制三塁打を放った。その後も攻撃の手を緩めず、13安打の猛攻で大勝。先発の澤村は「最後まで全力投球」と、香芝打線から毎回の12三振を奪い「金メダルを狙いたい」と意気込んだ。

 「久しぶりの決勝だ」とほほを緩めた床尾監督。それでも「クリーンアップ以外も打たないと苦しい」と気持ちを引き締めた。

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