松山中央、3年連続全国出場を決めた!…第49回春季全国大会

スポーツ報知
3年連続の全国切符をつかんだ松山中央

◆第49回春季全国大会 ◇中学生の部▽決勝 松山中央ボーイズ5―2今治中央ボーイズ(17、18日・しおさい球場ほか)

 「第49回春季全国大会」の愛媛県支部予選は、小・中学生の部とも松山中央ボーイズが優勝し“兄弟出場”を決めた。

 松山中央が投打のバランス、堅実な守りで3年連続の全国出場を決めた。

 この日が吉川監督の73歳の誕生日だった。山内主将らナインは「監督に優勝切符をプレゼントしよう」と気勢を上げた。初回は1死から2番・岩見が左越え二塁打で出塁すると、相手の暴投で先制。3回にも岩見は、バントで送った四球の走者を中越え二塁打で迎え入れた。「バットがよく触れていた。しっかり振ることを意識して内野手の頭を越すイメージで打席に入る」と振り返った。

 一方、先発・向井は「先頭打者を出さないよう、ストライク先行を心掛けている」と6回まで4安打無失点。7回に2点こそ失ったが、味方の好守もあり、テンポよく投げ切った。吉川監督は「向井がよく投げたが、下位打線の得点が目立ち、上位につないだ」と4回の2得点が試合を決めたと笑顔。「日本一になって監督を胴上げしたい」というナインの思いが、ひと冬の練習を経て、実りの春を呼び込む。

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