三田、ニューイヤーへ始動!工夫を凝らした練習で勝利を目指す

スポーツ報知
少数ながら工夫を凝らした練習で勝利を目指す三田ナイン

 2019年が幕を開け、各チームも続々と始動。三田ボーイズがニューイヤーへの意気込みを語った。

 昨年12月、画期的な大会が開催された。「兵庫小学生大会」がそれで、トーナメント方式が多いなか、同大会はリーグ戦が中心。その意図を、大会運営に携わる三田・小学部の酒谷監督は「野球を続ける喜びを味わってほしい。リーグ戦だと各チームが多く試合ができるので変えた」と説明した。

 大会方式を見直したのはチームの事情も関わる。チームの本拠周辺には硬式、軟式チームが多数存在。一時は選手が40人を超えたが、現在は合同チームで大会に出場するなど苦しい状況だ。

 それでも「野球を少しでも楽しんでもらいたい」(酒谷監督)をモットーに大会運営だけでなく、チーム運営にも工夫を凝らす。グラウンドはナイター設備のある三田と今田の2面完備。兵庫県警出身の高司総監督のつてで、元プロや甲子園出場者がいる同チームの出張指導も多数、受けられる。

 そういったチーム方針は、ナインにも浸透。4番でエースの町田が「(野球教室で)技術や試合の戦い方が勉強できる」と言えば、主軸の岩井も「いろいろ教えてもらい鍛えられます」とにっこり。捕手の吉積は「いいチーム。今年は10勝して、人数も10倍にします!」とやる気満々だ。

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