安芸高田、4年ぶり夏の選手権大会出場目指して始動
スポーツ報知
間もなく訪れる球春に向けて安芸高田ボーイズが寒さのなか、元気に練習を続けている。
安芸高田が4年ぶりの夏の選手権大会、ジャイアンツカップ出場を目指して始動した。
荒谷監督以下選手20人は市内の神社で必勝祈願を行った。「昨年は(支部予選)決勝で敗れた悔しさを子供たちがよく知っている。今年こそ全国の舞台へ連れて行ってやりたい」と荒谷監督。「そのためには冬場の練習が成長を後押しする」と声を大にした。
冬でも汗だく 午前9時から専用グラウンドで練習開始。柔軟体操、ランニング、キャッチボールとメニューをこなす。最もきついタイヤ引きにはたっぷりと時間をかけ「股関節を鍛えることを主としています」と汗だくの伊藤主将。その後もナイン全員を内野守備に就かせ、下半身強化ノックを行った。
投打の中心でもある伊藤は「指示を出し、声を出して全国へ引っ張っていく」と責任感も強い。投手と三塁手の竹辺は「制球力をより一層つけるため、まずフォームの安定とリリースポイントを前で前で離すこと」と一球一球丁寧に投げ込んだ。
「準優勝チーム返上」するためには冬場の練習がどれだけ大事か、安芸高田ナインは心に深く刻まれている。