大淀、投打かみ合い2季連続の全国切符…第49回春季全国大会・大阪北支部予選
スポーツ報知
◆第49回春季全国大会・大阪北支部予選 ◇小学生の部▽決勝 大淀ボーイズ11―5茨木ナニワボーイズ(2日・大阪柴島ボーイズ専用グラウンド)
「第49回春季全国大会」(26日開幕・埼玉県大宮公園野球場ほか)の大阪北支部予選で、小学生の部は大淀ボーイズが3年ぶりの全国出場を決めた。
投打に優った大淀が、堂々の2季連続全国大会出場を決めた。グラウンドのナインに目を向け、東野監督は「全員野球でよく頑張った。本当にたくましくなった」と頬を緩ませた。
赤いユニホームが塁上をにぎわせた。2回に加藤の2点適時打で先行すると、勢いに乗った打線はその後も毎回得点の猛攻。中でも5番・長江が止まらなかった。第1打席は左中間二塁打で出塁し、先制ホームを踏むと、その後も長打を連発。「準決勝で打てなかったので、大振りせずに引きつけて自分のポイントで打てるよう集中した」と4本の二塁打は全て得点に絡んだ。
先発し、5回途中からも再登板した太田は「調子は良かったが、先発では四球が続いてしまった。最後はゼロに抑えられてよかった」と、好リリーフで試合を締めた。
『春の全国日本一』。昨夏の選手権大会で2回戦敗退後、選手自ら目標を掲げた。山下主将は「それを目指してずっと頑張ってきた。悔いが残らないよう、このメンバーでやってきたことを全力で出し切りたい」と、大舞台に胸を高鳴らせた。
腕野、笹山を中心にした豊富な投手陣と、長打力を秘めた岡本、長江を核とした打撃陣を擁した大淀。大旗を手に凱旋することを誓った。