アユ6連発!46尾…三重・銚子川

スポーツ報知
久保さんが三重・銚子川で釣った15~17センチのアユ

 水質、魚質とも全国トップクラスを誇る、三重県紀北町の銚子川に15日、釣友の高浦さんと出掛けた。

 前夜から雨が降り続き、到着した午前7時過ぎも大雨。ウエーダーを履くのに二の足を踏むほどだったので日本庭園などの観光施設、「種まき権兵衛の里」で小休止。小雨になってから、「便ノ山橋」下流に入った。

 大淵、荒瀬、チャラ瀬、トロ場が続く申し分のないポイント。釣り返しが利くので一日中、楽しめる。うまくすれば3ケタ釣りも可能だ。

 この日は竿が8・5メートル、天糸フロロ0・5号、水中糸フロロ0・15号の直結式。大切なのは掛けバリで「秀尖」6号、「キメラSP」6・5号(ともにオーナーばり)をポイントによって3本イカリと4本イカリを使い分けた。

 養殖オトリに鼻カンを通し、まずは瀬尻の黒々と磨かれた石を狙って送り出した。30秒後、クルッと魚が下流へ。背掛かりで16センチ級をキャッチした。オトリを野アユにバトンタッチさせると元気よく上流へ。まるで秒読み態勢で連続ヒット。すべて背掛かりで6連発した。外道のボウズハゼに邪魔されて鼻カン周りのトラブルがあったが、正午までに15~17センチを27尾、釣ることができた。

 昼食後、水深のないトロ場を泳がせ釣りで攻めた。キメラSP6・5号4本イカリで入れ掛かり。19尾追加し、雨で体が冷えたので午後2時に納竿。釣果は結局、15~17センチを46尾だった。

 今年の銚子川は天然遡上が良好。梅雨明け後は、さらに楽しめそうだ。

 問い合わせは「銚子川漁業協同組合 便ノ山監視所」(TEL0597・32・3311)へ。日券3000円、年券1万円。

(宇陀市・久保 一美)

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