伊達さん72尾で2冠…クラブ混合キス釣り大会

スポーツ報知
団体と個人の部の2冠を達成した伊達さん(左、右は本屋敷さん)

 全日本サーフキャスティング連盟・大阪協会主催の「第11回 クラブ混合キス釣り大会」が1日、京都・京丹後市の葛野浜で開催され、参加した。

 団体と個人の部があり(重複可)、釣ったキスの尾数で競った。団体はクラブ単位ではなく、当日に抽選で決まった3人1組の総尾数で勝負した。

 参加者は41人。釣り場の範囲は、小天橋から箱石海水浴場まで。午前5時に開始し、同9時までに帰着するルールだ。

 運営の手伝いも兼ねていたので最後にスタート。まずは箱石方面に向かい、海の様子を見ながら15分ほど歩いた。小さなワンドがあり、周りより少し深くなっていた。潮もほどよく流れていたので、竿を構えることにした。

 餌はチロリと石ゴカイを使用。1投目は3色(1色は25メートル)からサビいたがアタリがない…。「先週、この一帯はどこに投げてもアタリがあった」と聞いていたが、1週間で状況が変わった様子。2色目に入ったところでブルルッと小気味よいアタリが続いたが、手応えが小さい。案の定、ピンギスの3連。2投目も同じ調子だった。

 次も同じようなら場所を変わろうかと思いつつ、少し左に投げて斜めに引いてみた。2色目に入るとブルルッ、ブルルッと力強いアタリ。少し型の良いキスが5連で上がってきた。

 また同じ所に投げて2色目から慎重に引くとアタリが連続。テンションをかけたまま引き上げると10連のパーフェクト! その後も7連、8連で釣れ続いた。

 周りの選手も気づき始めて2人、3人と集まってきた。同じ所を攻められるので、群れが散って釣果も2連、3連と減少。場所を変えようにも、ほかは釣れていないようだ。

 この場所で粘ることにして、攻め方を変更。波打ち際に仕掛けを止めるとアタリが出た。追い食いを狙って仕掛けを止めていると、さらにアタリ。結果は6連! キスは手前に寄っていたのだ。

 その後も少しずつ数を伸ばし、検量のため早めに納竿した。

 やはり、ほかの場所では13~30尾前後が多く、あまり釣れていなかった。私の釣果は72尾。団体も個人の部も優勝することができ、非常に満足した。(報知APG・伊達 浩憲)

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