外房・松栄丸 一つテンヤでマダイ釣り カンパチ、マハタ、高級魚も

2018年7月11日7時0分  スポーツ報知
  • 1キロ級のマダイを釣って笑顔の堀内佑真さん(松栄丸で)
  • 良型カサゴを上げた野中和幸さん

 外房・大原沖で一つテンヤのマダイ釣りが面白い。大原港の報知指定・松栄丸の乗合船では、水深20~30メートル前後の浅場を狙い。1キロ前後が順調に食っている。本命のマダイのほかにカンパチなどの青物やカサゴ、ヒラメ、マハタの根魚などの高級魚が交じってくる。いずれも明確なアタリと強い引きで釣り人たちを楽しませてくれる。

 台風の影響でシケの続いた大原沖は、ようやく穏やかな海に戻った。朝もやのなか、松栄丸の舵(かじ)を握る中井順一船長(60)は、数日ぶりの出航に海の状況が気になる様子。40分ほどでマダイ釣りポイントに到着した。南風の影響が残り、水温は16・9度と数日前より低めなのが気になるが、釣りを開始した。

 6号テンヤに餌のエビを付け10メートルほどキャスト。水深は23メートル。潮は緩く手前へと流れている。朝いちの食いを期待したが、出るのは餌取りのアタリだけ。仕掛けを回収すると、エビは尾の一部を残しきれいに取られていた。数回目の投入で底にテンヤが付くと同時にコンコンと本命らしきアタリが来るも、合わせ損なった。そこでそっと誘い上げると、もう一度食い込んだ。重みを感じると同時に合わせを入れる。ギュンと竿の胴に乗る重みが伝わってきた。緩めに設定したドラグがジーと鳴り、道糸が引き出される。マダイ特有の引きを楽しみながら、上がって来たのは1キロ前後の食べ頃サイズだった。

 右舷胴の間では、東久留米市の堀内佑真さん(29)が一つテンヤに初挑戦。序盤にはカンパチを釣り、中盤には念願の1キロ級のマダイを釣り上げた。「8号のテンヤで底を取るとすぐにアタリがあり、ガツガツと引き込んできました」とにこやかに話した。

 同僚の鎌ケ谷市の野中和幸さん(45)も初挑戦。本命のマダイは釣れなかったが、良型カサゴにカワハギ、ショウサイフグを上げた。「マダイは釣れなかったが、三目釣りは達成できた。型見ずではなかったので良かったです。今晩のおかずができましたよ」とうれしそう。

 松栄丸では6月23日に0・4~1・4キロを1~7尾を記録している。その後はシケの日が多く出船は限られているが、7月1日は0・5~1・03キロが0~2尾。シケ後は午前船と午後船でトップ3尾だが、カンパチやカサゴ、ショウサイフグなどが交じった。中井船長は「これから水温が20度台に上がれば、マダイは水深10メートル前後の超浅場に入り、活発に餌を食います。夏のマダイ釣りは初心者でも良型交じりで数釣りが狙えます。またヒラマサやマハタ、ヒラメなどの高級魚も食うので、楽しみも多いですね」と話している。(田中 清)

 ◆一つテンヤのマダイ釣りタックル

 ▽竿…2.5メートル前後で専用のものが向く▽リール…小型スピニング、小型両軸でも(ドラグ性能の良いもの)▽道糸…PE0.6~1号▽リーダー…2~3号5メートル▽テンヤ(カブラ)…3~10号各種▽餌…冷凍エビ。

 ◆めも マダイ釣りの近況、問い合わせは大原港松栄丸(TEL0470・62・0571)。午前船は3時30分、午後は11時30分集合。料金はエビ餌、氷付きで午前、午後船共に1万2000円。通しは2万3000円。料金は大原港共通。このほかマダイ乗合船は以下の船宿からも出る。

 ▽テンヤ

 日立久慈港大さん弘漁丸(TEL0294・52・3504)

 那珂湊港源丸(TEL029・265・7718)

 大洗港昭栄丸(TEL029・267・5396)

 鹿島港植田丸(TEL0299・82・3773)

 外川港大盛丸(TEL0479・23・3362)

 飯岡港太幸丸(TEL0479・63・1902)

 ▽コマセ釣り

 太海港聡丸(TEL04・7092・0505)午後船

 西川名港竜一丸(TEL0470・29・0605)午後船

 洲崎港第2美吉丸(TEL090・7008・0802)

 保田港弥生丸(TEL0470・55・0747)

 腰越港孝太郎丸(TEL0467・31・1344)

 茅ケ崎港ちがさき丸(TEL0467・86・1157)

 早川港平安丸(TEL0465・22・0676)

 須崎港ほうえい丸(TEL0558・22・1047)

 古宇港吉田丸(TEL055・942・2565)午後船

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