小澤選手ついに優勝!…「第49回報知アユ釣り選手権オーナーカップ」決勝大会

2018年8月7日6時0分  スポーツ報知
  • 表彰台に立つ(左から)2位の任文華選手、優勝の小沢剛選手、3位の吉田大修選手、上田弘幸選手 (カメラ・豊田 秀一)

 「第49回報知アユ釣り選手権オーナーカップ」決勝大会は3、4日に岐阜・益田川で開催された。全国7河川で行われた予選を突破した選手と歴代名人、歴代優勝者、シード選手、推薦選手を合わせた114人が出場。小澤剛選手(48)=豊田市、巴川遊鮎遊=が念願の初優勝を飾った。同選手は第49期報知アユ釣り名人位をかけて22日、岐阜・馬瀬川で島啓悟名人(46)に挑戦する。※成績は全てオトリ2尾込み。

 心からの笑顔が、日焼けした顔に浮かんだ。決勝戦の検量を終えた小澤選手。勝ったことを確かめると、大きく息を吐きながら汗をぬぐった。「やっと肩の荷が下りた。長かった」。通算20勝以上もあらゆる全国規模の大会を制してきた強者が、どうしても手にできなかったビッグタイトル。ラストピースが、ついに埋まった。

 いきなりトラブルに見舞われた。スポーツ公園橋の上下流で行われた、任選手との決勝戦だ。開始早々に1尾仕留めたが、バラシの後、ウグイが連発。仕掛けの交換を強いられて時間をロスした。前半は結局、右岸のトロ場で数を稼いだ任選手に3尾差をつけられた。

 上下のエリアを入れ替わった後半、分流の浅場で猛反撃。「自分は逆境で燃えるタイプ。あそこは1匹釣れたら何匹も釣れる場所だと思っていた。任さんがやっていないのは分かっていた」。30分ほどで逆転に成功。同じポイントを攻め続け、5尾差をつけて快勝した。

 ポイントを見極め、柔軟な対応で勝利にアプローチした。「下見(7月30、31日)のときよりもさらに渇水に拍車が掛かっていた。石が小さな所、砂利がある場所じゃないと掛からないと思った」。釣り方は、得意の瀬の引き釣りを封印。「(オトリを)半分、泳がせて半分、管理して。昔から勝ち方にこだわってきたけど、瀬の釣りが一般的になって、それだけでは勝てなくなった」。竿を立て、1尾でも多く釣ることだけにこだわった。

 次の大一番では、同じ中部の強豪、島名人が立ちはだかる。「20代前半からの友人と対戦できるのは、すごく楽しみ。場所も馬瀬川で、お互いの地元。名勝負をしたい」。アユ釣り界を代表するトップトーナメンター同士の真剣勝負。熱い熱い夏は、まだ続く。(小谷 竜一)

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