練り餌で入れ食いグレ40尾超え…福井・音海

スポーツ報知
生駒さんはグレが本格化し始めた福井・音海の磯で入れ食いを満喫した

 福井・音海の磯で15日、グレ釣りを楽しんできた。

 小雨が降る早朝、沖磯の「タタミ磯」に上がった。早速、まき餌を打つとオセンやフグなど餌取りが出てきた。

 始めはグレの反応があまりよくなかったが、30分ほどたつと15センチほどの木っ端グレが、たくさん現れた。まき餌を磯際に数杯、沖に1杯打って仕掛け(タナ1ヒロの完全フカセ)を投入。仕掛けがなじむ前にウキゴムが横走りするアタリが出て、25センチほどのグレが掛かった。

 同じポイントを攻めていると次第にサイズが小さくなっていった。左右にポイントをずらしながら狙うと連続でヒット。しかし、なかなか30センチアップが出なかった。

 竿1本分ほど沖の木っ端グレの下に良型が見えた。刺し餌がオキアミではすぐに取られてしまう。練り餌で狙う作戦に変更だ。ハリを「身軽グレ」(オーナーばり)6号にサイズアップ、餌の「魚玉ハード」(マルキユー)を小指ぐらいの大きさに丸めてまき餌の中に入れると、底の方でベラがヒットした。

 餌が少し硬いようだ。「魚玉ハード」と「魚玉」を1対1の割合で混ぜて軟らかくすると、すぐに25センチほどのグレがヒットした。

 次は「魚玉ハード」を2、「魚玉」を1の割合で少し大きめに丸めた。3杯まき餌をして、その中に仕掛けを投入。木っ端グレが触っているのか、ウキゴムが小刻みに動き、直後に勢いよく入った。瞬間的に合わせると、それまでとは違う強い引きで魚は底に突っ込んだ。何とか根をかわして水面に引き寄せたのは34センチのグレ。練り餌が効いたようで、その後は入れ食いになった。

 釣果は結局、25センチアップのグレを40尾以上。そのうち30センチオーバーは10尾だった。

 これからがグレ釣り本番。みなさんもチャレンジしてみては。

 問い合わせは福井・音海の報知フィッシングクラブ「ウミック」(TEL0770・76・1444)へ。磯渡しの料金は大人1人4000円。(報知APG・生駒 浩史)

 ◆この日の餌 生オキアミ9キロにマルキユー「グレパワーV9(徳用)」、「超遠投グレ」、「イワシパワーグレスペシャル」、「グレパワー遠投」を各1袋ずつ混合。刺し餌は同社の「くわせオキアミスペシャル(M)」、「くわせオキアミV9(M)」、「特鮮むきエビ」、「魚玉」、「魚玉ハード」を使った。

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