深ダナで40センチ級グレ連発…愛媛・日振島

スポーツ報知
愛媛・日振島の磯で43センチを筆頭に良型グレの引きを味わった美咲ちゃん

 まだまだ残暑が厳しい16日、愛媛・日振島にグレを狙って出掛けました。

 海の中は、まだ夏と秋の端境期。難しいイメージはありますが、水温が高い時こそ高活性の魚が居るはず! そう意気込んで向かったのは「ビーチ2番」。日振島では珍しい石積みの波止で、磯ほどジリジリとした暑さはなく比較的、快適に釣りができます。

 まずは様子を探る意味で浅いタナをキープして狙ってみました。まき餌を打ってもグレの姿は見えない上に、足元にはスズメダイがビッシリ…。一方、沖には餌取りがそれほど多くはなく、刺し餌が残りました。

 そんな状態が続くので、深く探ってみることに。まき餌と刺し餌が同調するように、とにかくゆっくりフワフワとウキごと仕掛けを沈めました。ハリは「身軽グレ」(オーナーばり)6号。とっても軽いハリで、刺し餌のナチュラルな動きを演出してくれます。

 突然ラインが一気に走る強烈なアタリ! タナ3ヒロで、まずは30センチほどのグレをゲットです。その後も潮が“生きている”間は連発モードに入り、1投1尾のハイペース。さらに、かなり重量感のある引きを味わいました。足元に突っ込まれないように慎重にやり取りした末、上がってきたのは43センチの本命。仕掛けを自然になじませるやり方が効いて、その後も40センチ級を追加しながらアタリが続きました。

 この暑い中でも40センチアップが釣れる日振島。ポテンシャルの高さを感じながら、とても楽しむことができました。

 問い合わせは宇和島市石応の報知フィッシングクラブ「浜崎渡船」(TEL0895・28・0212)へ。日振島への渡船料金は1人7000円。(岡山市・山口 美咲)

 ◆この日の餌 生オキアミ6キロにマルキユーの「グレパワーV9スペシャル」を2袋、「遠投ふかせスペシャル」、「グレパワーV11」、「グレパワー遠投」を各1袋ずつ混合。刺し餌は同社の「くわせオキアミスーパーハード(L)」を使った。

 ◆山口 美咲(やまぐち・みさき)1994年4月30日、岡山市北区生まれ。24歳。父の影響で幼少期から釣りを始め、フカセ釣りでのグレ、チヌ狙いが得意。現在はマルキユー、オーナーばり、シマノ、釣研、ZEAL、ルミカからサポートを受ける。「竹内大樹の爆釣りFISHパレード」(RSKテレビ)などに出演中。R―freakに所属。

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