大型アユ連発!…兵庫・千種川

スポーツ報知
兵庫・千種川で釣れた大型アユ

 知り合いから、兵庫・千種川で「25~27・2センチの大型アユを8尾キャッチ。その倍以上は高切れや身切れでバラした」という情報をいただいた。18日、釣友の長瀬さんと出掛けた。

 上郡橋下流の瀬は前日(17日)より約20センチ減水。平水の約10センチ高だった。急瀬調子の竿が使えると考え、左岸側の瀬肩で開始。オトリを波立ちに誘導するとガツーンとヒット。いきなり24センチを仕留めた。

 そいつをオトリにして送り出した。スルスルッと対岸の際に泳いで行くとすぐにゴン、フッとテンションが抜けるアタリ。「大型だ!」。上竿に絞り込むとギュンと魚は一気に下流へ疾走。竿は大きく弧を描き、そのまま耐えながら岸寄りに後退した。流芯から手前の緩い流れに誘導して引き抜こうとしたが、抜けない。何度も対岸や下流に走る引きをかわして引き寄せ、タモに収めた。期待通りよく肥えたアユで27センチを超える大型だった。

 竿を急瀬パワー調子のものに交換。瀬尻の水深がある早瀬でポツポツとヒットさせていた釣友の近くに入れてもらった。深みや波立ち、流れの合流など変化のある所では必ずアタリがあった。特に頭を出している石と右岸との絞り込みでは4連発。サイズも25センチ以上で至福の時間だった。

 午後4時前に納竿。2人の合計釣果は23~28・8センチを19尾。大半が25センチ以上の大型で28センチオーバーが3尾もいた。

 上流の千種町や旧南光町でも前日(17日)は高切れが多発していたそうだ。アユはまだ下っていないから、10月も楽しめそう。尺アユに期待だ。

 問い合わせは上郡町上郡の報知アユフィッシングクラブ「藤井釣具店」(TEL0791・52・2460)、佐用町下徳久の同「民宿 若鮎荘」(TEL0790・78・1235)へ。入川料は年券1万3400円、日券3100円。オトリ1尾650円。

(報知APG・矢部 卓)

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