マダイダービー、トップは5・2キロ…報知フィッシングフェスタ

スポーツ報知
3・5キロマダイ。秋は大ダイが狙える絶好期だ(竜一丸で)

 報知フィッシングフェスタ(主催・報知新聞社、報知指定釣店連絡協議会)のマダイダービーが、南房・西川名港竜一丸(TEL0470・29・0605)で開催中だ。10月13日に開幕して、大型1尾の重量を競っている。ここまでのトップは同25日の午後船で上がった5・2キロだ。同23日の午後船で釣れた4キロが暫定2位につけている。

 今回のダービーの期間は、今週末の11月4日まで。残された日数はわずかだが、「まだチャンスはある」と安西竜一船長は見ている。その根拠は潮回り。週末に向かって1、2日が小潮。3日が長潮、4日若潮。いずれも潮の干満の差が少ない潮回りになっている。マダイ釣りでは一見、干満の差が大きい大潮回りがいいように思えるが、「小潮のほうが潮が安定しているので、釣りやすい」と安西船長は言う。「潮が安定すれば、大ダイが食うチャンスも増える」と言うのが安西船長の見立てだ。

 竜一丸が狙っている平砂浦沖から西川名沖にかけては毎年、秋のシーズンには7キロ、8キロといったジャンボサイズのマダイが上がっている。ちなみに2015年のダービーの優勝魚は9・65キロ、16年は7・5キロだった。南房の海には超大型のマダイが潜んでいる。この週末はマダイ釣りにいそしむのも面白い。

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