穴ボコ磯でグレ30センチ超ボコボコ…京都・舞鶴野原

スポーツ報知
餌取りをかわして30センチオーバーのグレを仕留めた生駒さん。若狭湾でもグレ釣りが楽しい季節だ

 秋も深まり、朝晩は肌寒くなってきた。若狭湾ではグレ釣りが楽しい季節の到来だ。

 京都・舞鶴市野原で3日、友人と2人で岬の「穴ボコ磯」に上がった。ここは、名前の通り穴がボコボコ空いている。

 夜が明け、辺りが少し明るくなってきてから、まき餌を投入。オセンとフグが集まってきた。まき餌は磯際へ多めに打ち、沖には1杯だけにした。沖のまき餌に仕掛けを合わせると、すぐにウキに反応。すかさず合わせると25センチほどのグレがヒットした。

 時間とともに木っ端グレやオセンの活性が高くなった。餌取りの中から、どのようにして30センチアップを仕留めるかが目標だ。まき餌を遠投して沖にポイントをつくり、仕掛けを投入。サイズは少しずつ大きくなり、数も釣れるようになった。

 まき餌を打った場所から、さらに沖に仕掛けを入れて道糸を張っていると、竿先まで伝わるアタリ。大きく合わせると、底の方にグングン引っ張られた。魚の引きを楽しみながら寄せると33・5センチ、この日最長寸の口太グレが上がってきた。

 良型は、まき餌の中心ではなく、その周りにいたようだ。この後、同じ攻め方で30センチアップを7尾追加した。

 グレは、これからが本格シーズン。この磯でも40センチアップの大物が釣れるようになる。ますます楽しみだ。今回は細ハリスで楽しんだが、大物狙いは太いラインでチャレンジしてほしい。

 問い合わせは「民宿 岩崎荘」(TEL0773・67・0727)へ。渡船料金は1人4000円。(報知APG・生駒 浩史)

 ◆この日の餌 まき餌は生オキアミ6キロにマルキユーの「グレパワーVSP」2袋、「超遠投グレ」と「グレパワーV9」を各1袋ずつ混合。刺し餌は同社の「くわせオキアミスペシャル(S)」と「くわせオキアミV9(M)」を使った。

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