マダイ入れ食い37尾…三重・石鏡

スポーツ報知
40センチ級のマダイを仕留めた大西さん

 伊勢湾口のウタセマダイ釣りは、数が釣れるようになってきた。今の時期はハマチやメジロ、時にはブリ、シオなども交じるから楽しいシーズンだ。

 三重・鳥羽市の石鏡港から出船する報知フィッシングクラブ「幸徳丸」(船長携帯090・7303・5080)のマダイ狙い一日便に11月27日、乗った。

 午前8時半に釣り座を抽選。同9時前に出船し、石鏡沖のポイントでイカリを入れてスタートした。晴天、微風。潮の流れもほどほどなので釣りやすい。

 水深は約70メートル。30号のオモリで仕掛けを入れた。着底して少し待つとグイッとアタリ。“ビックリ合わせ”になってしまい、ガツーンと掛かったのにすぐハリ外れした。もっと待って、マダイが向こう向きに走りだしてから合わせるべきなのに…。

 次も、すぐにアタリ。しっかり待って穂先が舞い込んでから合わせ35センチ級の中型マダイが釣れた。時合いなのかアタリが続き、遅合わせを心がけると次々と中型マダイが来た。

 正午前、穂先がクンクンと躍るアタリが出て、直後にギュンと強烈に引き込まれた。「青物か?」と用心しながら慎重にやり取り。ドラグがビュービュー滑ったが、電動リールを早巻きモードにして、上げた竿を下げる時に素早く巻き取る「電動ポンピング」を駆使。何と大きなメジロがダブルでヒットだ。船長のアシストで無事、取り込込むことができた。

 潮が変わり、何度か場所を移動。相変わらず釣りやすい流れが続いてアタリは途切れず、中型マダイがよく釣れてくれた。

 午後5時前に沖上がり。釣果は結局、マダイ37尾(31~45センチ)、メジロ2尾(75センチ級)、ハマチ45センチ3尾だった。

 幸徳丸は今月、いずれも一日便でウタセマダイ釣り、ヒラメ釣り、マダイ&ヒラメ釣りで出船する予定。乗合船の料金は1人1万5000円(餌、氷付き)。1個500円で仕掛けの販売あり。また、ホームページに釣果情報を掲載している。(報知APG・大西 満)

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