小出選手優勝…第1回関西東レファン王座決定戦グレ釣りトーナメント

スポーツ報知
表彰台でカップを掲げる(左から)準優勝・土屋、優勝・小出、3位・原田の3選手

 「第1回 関西東レファン王座決定戦グレ釣りトーナメント」決勝大会(主催・TFT関西実行委員会)が昨年12月22、23日に和歌山・那智勝浦で開催され、競技委員長を務めた。

 和歌山、三重、福井の3会場で行われた予選を勝ち上がった45人が出場。東レから支給されたハリスで競技が行われて初日は1・2、1・5、1・7号、2日目の準決勝は1・5号、決勝戦は1・2号が提供された。

 決勝戦に進んだのは原田真、土屋賢太郎、小出仁志の3選手。「一の島」で2時間(40分で場所交代)行われ、20センチ以上10尾の総重量で争った。

 ジャンケンで勝った土屋選手が沖向きの釣り座に入り、船付き場に原田選手、その右に小出選手が陣取った。

 最初に竿を曲げたのは土屋選手。サラシの左で仕掛けを沈め、道糸と穂先でアタリを取っていた。続いて小出選手もヒット。2人とも27センチ級をゲットした。原田選手も同じように釣り、面白くなった。

 土屋選手は強烈なアタリがあったが、一瞬でハリス切れ。尾長グレがよく釣れていたので、大型尾長だったかもしれない。

 最初の釣り座では小出選手2尾、土屋選手と原田選手が1尾ずつ。サイズは同じぐらい。3人とも同じように2ヒロ半ほどのタナから、ゆっくり仕掛けを沈ませていた。

 結果は小出選手が4尾1285グラム、土屋選手が3尾720グラム、原田選手が2尾555グラム。食い渋るグレを仕留めた小出選手が優勝した。東レ主催で全国大会になる今年は、皆さんもぜひ、ご参加を。渡船は「清丸渡船」(TEL0735・52・5574)を利用した。(報知APG・生駒 浩史)

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