5・27キロの大型ヒラメで土居正和さんが優勝…大原港ヒラメ釣り大会
スポーツ報知
3日、外房・大原で「第8回いすみ市大原港ヒラメ釣り大会」(主催・夷隅東部漁協大原遊漁船部会、協賛・報知新聞社など)が開催された。当日は朝から雨が降るあいにくのコンディションにもかかわらず、大会史上最多の666人の釣り人が集まり、松栄丸(TEL0470・62・0571)ほか39隻の船に分乗して釣り場へと向かった。
検量は大型1尾の重量なので、各船ともイワシの群れについた大型狙い。このところ大型が上がっている大原沖に集結した。優勝魚が上がったのは、午前11時の競技終了のわずか30分前だった。釣り場の水深は15メートル。それまで1尾も釣れていなかった茂原市の土居正和さんの竿に待望のアタリが出た。浅場だけにヒラメの抵抗は激しかったが、タモ網に収まったのは5・27キロの大型ヒラメ。2位とはわずか60グラム差。僅差で栄冠をつかんだ。「最後まであきらめずに釣っていてよかった」と土居さんは喜んだ。
今大会は雨と寒さで釣り人には最悪のコンディションだったが、5キロ以上が2尾、4キロ以上も数尾釣れるなど、大原沖のヒラメの魚影の濃さが証明された。松栄丸の中井一也船長は「イワシの群れが浅場に入ってきてからヒラメの活性はいい。これからも大型狙い、数釣りともに期待できます」と見ている。成績と各部門の受賞者は次の通り(敬称略)。
▽ヒラメ(大型1尾重量)〈1〉土居正和5・27キロ〈2〉柿本隆志5・21キロ〈3〉井上一郎4・56キロ
▽大物賞(ヒラメ以外の魚で大型1尾重量)〈1〉南雲一浩マゴチ1・59キロ
▽レディース賞(ヒラメ大型1尾重量)古田美佳3・99キロ