アマゴ入れ食い79尾…奈良・天の川

スポーツ報知
奈良・天の川で釣れたきれいなアマゴ

 奈良・天の川は「天川村漁業協同組合」(TEL0747・63・0666)が管轄し、きれいな養殖アマゴを大量に放流することで知られている。今年は特に量が多いと評判。放流場所には看板が立ててあり、目安にできるのがありがたい。解禁日の3日後、13日に出掛けた。

 小雪の舞う非常に寒い日。午前6時過ぎに本流の上流、洞川(どろがわ)に入った。淵の駆け上がりにはチラチラとアマゴの姿を確認。カミ、シモに釣り人の姿も見えたが、成魚放流の川だから笑顔で行きかうことができてうれしい。

 竿は5・3メートル、ラインはフロロ0・25号。餌はイクラと川虫を用意した。駆け上がりで餌を止めたいからオモリは大きめのG2。

 イクラを餌に仕掛けを振り込んだ。駆け上がりに仕掛けが流れてくるとキラッとアマゴが腹を返した。軽く合わせるとギラリ! ギラギラーッと白いせん光が走った。20センチほどのよく肥えた、きれいなアマゴ。掛かった魚の後ろを数尾のアマゴが追い、活性が上がったのか入れ食いが続いた。

 20尾ぐらい釣って次のポイントに移動。試しに餌を川虫に変えると、こちらの方が食い込みが良く、スーッと目印が横に動く大きなアタリが続いた。

 直前の雨で増水し、餌が上流から流れたからか、イクラより川虫の方が好成績。次々と釣れた。時には天然アマゴも釣れたが、まだ少し細くて養殖の方がおいしそうに見えた。入れ替わり人が入るポイントだからか、オモリを軽くして糸フケを作った方がアタリが大きく出る感じだった。入れ食いは夕方まで続き、釣果は79尾(15~21センチ)。

 入川券は年券1万円で、女性と高齢者(80歳以上)は割引で5000円(要顔写真)だった。

 4、5月にも追加放流(日程は同漁協のホームページを参照)をする予定だから楽しみだ。(報知APG・大西 満)

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