【みらい探検隊】26センチ・黒メバルに20センチ超・カサゴもゲット…羽田・伝寿丸

スポーツ報知
みらいちゃんが釣った26センチの良型黒メバル(伝寿丸で)

 釣りガールの小野瀬みらい(26)が、東京湾へ“春”を探しに出掛けた。「春告げ魚」と呼ばれる黒メバル釣りが、2月1日から東京湾で開幕。大田区羽田の報知指定・伝寿丸では、エビ餌で狙うエビメバル乗合船を開始した。川崎沖や横浜沖へ繰り出し、26センチの良型黒メバルや20センチオーバーのカサゴもゲットしたみらいちゃんは、春らんまんを満喫した。

 今回は“春”を探しに東京湾へ。一緒に探してくれたのは、「びっちゃん」こと、杉野美星さん(16)。高校生ながらダイワのスーパーフレッシュアングラーにも選ばれた釣りガールです。三度の飯より釣りが好きなびっちゃんは、彼氏を探しに行くことよりも、私と行く黒メバル釣りを選んでくれました(笑い)。メバル釣りは今月1日から解禁されたばかり。実は私、この釣りは初めてなんです。なので、私よりも遥かに釣り経験の多いびっちゃんに先生になってもらいました。

 釣り場は川崎沖水深15メートル。1投目ですぐびっちゃんの竿にアタリが出ました。上げてみると、彼氏? いや、20センチを超す黒メバルが掛かっていました。さすがモテモテだ! このチャンスを逃すまいと私も即投入。すると、すぐアタリが来て彼氏GET★(もちろんメバルです)

 引きがとても強く、こんなに面白いのに、なんでもっと早くやらなかったんだろうと後悔しました。しばらくするとパタッとアタリが止まりました。でも、びっちゃんは釣れてるなぁ…。すると「餌を新しいものに替えたら釣れたので、小まめに替えてみるといいですよ」とびっちゃんからアドバイス。まさに私が疑問に思ってたことを読まれたかのよう。

 餌を替えてみると、すぐにアタリが来て、また20センチオーバーのメバルが釣れました。メバルは目が良いので、どうやら餌が新鮮でないのも見抜いてしまうようです。それにしても、釣れるメバルは本当に型が良いものばかり。びっちゃんは27センチ、私は26センチのメバルを釣りました。先生を超える魚を釣らないことが私の奥ゆかしいところかな。今年は例年より良型が多いようです。横浜沖では、メバルのほかにも20センチを超すカサゴも釣れました。

 解禁になったばかりのメバル釣り。魚の引きと春を楽しみたいと思ったらこの釣りが最適です! 春をたくさん探してきてくださいね。私の本物の春はいつくるのかな…(笑い)(小野瀬 みらい)

 ◆小野瀬 みらい(おのせ・みらい) 1992年3月16日、東京都生まれ、26歳。女優として舞台を中心に活動する一方で、2014年から約4年間、BS釣りビジョン「大漁! 関東沖釣り爆釣会」の5代目リーダーを務めた。「舞台やイベントなどの出演はツイッターでお知らせします。チェックしてみてください」

 ◆道糸を張らず緩めずでキープ

 ハリスは0.8号 メバル釣りで特徴的なのが仕掛けの繊細さ。今回、「水温が下がってメバルの活性は低いだろうから」と榎本健司船長(59)が勧めた仕掛けのハリスは、なんと0・8号でした。メバルは目が良いから、ハリスが見えないように細くしているのだとか。餌はモエビです。当日は関東地方に雪が降った次の日とあってとても寒く、手がかじかんで思うように動きません。すると、エビが全然つかめない。手が水に濡れて、またかじかむの繰り返しでした(泣)。

 餌の付け方も重要です。エビの尾羽を切り、切り口からハリを刺します。2~3節通したら、背側にハリ先を出します。釣り方はオモリが底に着いたら、糸フケをとってアタリを待つだけ。しかし、重要なのがここから。道糸を張らず緩めずでキープするんです。道糸を張ってしまうと仕掛けを引きずってしまい、根掛かりします。緩めすぎるとアタリが分からない。カワハギ釣りでのゼロテンション釣法のようです。アタリが出たら、聞き合わせでハリ掛かりさせます。あとはメバルの強い引きを楽しんでください。

 ◆めも 黒メバル釣りの近況、乗合船は、羽田伝寿丸(TEL03・3744・5266)。乗合船は午前7時30分出船。料金は餌、氷付きで9500円。女性と中学生以下は半額。貸し竿、駐車場あり。

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